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白樺の器とその作り手たちの紹介①白樺伐採作業

伐採から器としての仕上げまで、すべてを自らの手でおこなって生まれる白樺の器とその作り手たちの紹介①です。

今回は、白樺伐採作業について。

 

明るく白い樹肌が特徴の白樺は、北海道のどこにでも見られる身近な樹木です。

パイオニアツリー(先駆性樹種)と呼ばれ、裸地に最初に芽を出し素早く成長し森を作り出す、生命力にあふれた樹木です。

いち早く成長した白樺は、葉を広げ日陰を作り、落とした葉や枝が朽ちて土壌の養分となります。他の植物が育ちやすい環境を作ります。

でもその反面、後から入ってきた他の樹木が大きく育ち光を遮られると勢いを失い、役目を終えるように枯れるため、その寿命は比較的短いです。

このように白樺は、何百種類もの植物で構成された豊かな「森づくり」のパイオニア(先駆者)として、他の樹木の踏み台となり、新たな森づくりの先頭に立って開拓していく樹木なのです。

 

そんなパイオニアツリーである白樺を使って、オケクラフトを製作している作り手がいます。

彼らは、白樺の葉が落ちて根から吸い上げる水分の少なくなるこの時期に、自ら山に入って伐採し、乾燥、削りと一年かけて器にするための作業をしていきます。

自らの手で伐採する理由は、樹皮を傷つけないため。

白樺をイメージするときに誰もが思い描く、その特徴的で美しい樹皮を器に生かすため、樹皮を傷つけないよう気を付けながら手作業で伐採、運搬をおこなうのです。

生えている白樺は他の樹種に比べて蓄えている水分量が多く、伐採直後は非常に重く、作業は大変な重労働となります。それでも美しい樹皮を美しく製品化したいとの思いで作業は続けられます。

 

今回は、ここまで。

この続きは、折を見てご紹介させていただきます。                 (つ)

 

 

 

 

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